2022年 3月

2022年 3月

TOPページの背景図について

生化学会近畿支部会員の優れた研究業績を讃えるため、新ホームページのTOPページの図に生化学会近畿支部会員に関連の深い分子を掲載しています。

3つのタンパク質はタカアミラーゼ(左下)、チトクロムC(上中央)、プロスタグランジン合成酵素(右下)、2つの小分子はADP-リボース(左)とプロスタグランジンH2(中央)です。これらは、赤堀四郎先生、奥貫一男先生、角戸正夫先生、早石修先生、成宮周先生をはじめとする本支部会員による歴史的研究成果です。


ホームページをリニューアルいたしました

日本生化学会近畿支部は、2022年4月よりホームページをリニューアルいたしました。「生化学」の発展を願い、より見やすく、分かりやすく利用できるように、構成やデザインを一新しております。それに伴い、URLが変更となりましたのでお知らせいたします。

旧: http://www.jbs-kinki.jp/

新: https://www.jbs-kinki.com/

ブックマークやお気に入りに登録されている場合は、お手数ですが新URLで再登録をお願いいたします。

「支部例会」「支部シンポジウム」や「テクニカルセミナー」の開催案内、「支部からの支援」や「奨励賞の募集」情報が掲載されています。「支部会員の広場」では皆様からの投稿をお待ちしています。研究会の案内、研究相談や人事募集など、支部会員同士の交流、研究の発展のためにご活用ください。


2022年度 特別シンポジウム「オミクス研究から生命現象・疾患病態の解明に迫る」

オーガナイザー:扇田 久和(滋賀医科大学分子病態生化学・教授)
開催日:2022年5月28日(近畿支部例会との同時開催)  
開催場所:滋賀医科大学

プログラム:
小川 誠司「DDX41 変異による遺伝性白血病」 
東山 繁樹「プロテインアレイを駆使したがん治療標的分子の探索・同定」
福崎 英一郎「メタボロミクスの精密表現型解析への応用」 


講演会・共催行事補助

日本生化学会近畿支部では、支部活動の一環として共催行事等に対しての支援を行っています。支援対象と基準は以下の通りです。奮ってご活用下さい。支援に関しては原則的に受付順とし、当該年度の予算の許す範囲で執行します。支部幹事会における承認が必要ですので、時間的な余裕を見て申請頂きますようお願いします。

(i) 外国人講演会・セミナー等の補助

  1. 海外からの研究者の講演会セミナー等(外国の研究機関等に所属する日本人研究者を含む)に対して支援依頼があった場合は、その内容等を支部幹事会に諮り、日本生化学会近畿支部主催(あるいは共催)講演会としてふさわしいものとして承認が得られた場合は、2万円を謝金として講演者に支払う。外国籍の研究者であっても、日本の研究機関に所属する場合は支給しない。
  2. 講演会・セミナー等のアナウンスやポスターには「日本生化学会近畿支部主催(共催)」であることを明記することを依頼するとともに、日本生化学会本部事務局に依頼し、電子メールで案内を近畿支部会員に配信する。
  3. 講演会・セミナー等の終了後、会の概要に関しての報告書の提出を求める。

(ii) セミナー・シンポジウム等の補助

  1. 複数の講演者からなるセミナー・シンポジウム等の補助(外国人が講演者として含まれる必要はありません)に対して支援依頼があった場合は、その内容等を支部幹事会に諮り、日本生化学会近畿支部主催(あるいは共催)セミナー・シンポジウム等としてふさわしいものとして承認が得られた場合は、5万円を申請者に補助する。
  2. 講演会・セミナー等のアナウンスやポスターには「日本生化学会近畿支部主催(共催)」であることを明記することを依頼するとともに、学会本部事務局に依頼し、電子メールで案内を近畿支部会員(申請者から要望があれば生化学会全会員)に配信する。
  3. 申請の際に用途の概略を記すことを依頼するとともに、終了後に会の内容と会計に関しての報告書の提出を求める。

 


日本の生化学の真骨頂 ―その源流とライフイノベーション―

世話人 日時 場所
2021 高木博史 5月29日 奈良先端科学技術大学院大学

入会案内

本支部は日本生化学会の近畿支部となります。
日本生化学会へご入会いただくと,近畿地区在住のかたは自動的に近畿支部会員となります。
詳しくは日本生化学会ホームページの入会案内をご覧の上お申し込みください。

 


歴代支部長

年度氏名
1967-68奥貫 一男
1969-70山野 俊雄
1971-72満田 久輝
1973-74上原 喜八郎
1975-76能勢 善嗣
1977-78松島 祥夫
1979-80山本 武彦
1981-82冨田 謙吉 (京大・薬)
1983-84斉藤 國彦 (阪大・医)
1985-86濱口 浩三 (阪大・理)
1987-88山田 秀明 (京大・農)
1989-90藤井 達三 (京薬大)
1991-92城戸 亮 (近大・医)
1993-94崎山 文夫 (阪大・蛋白研)
1995-96浅田 浩二 (京大・食研)
1997-98川嵜 敏祐 (京大・薬)
1999-2000山村 博平 (神大・医)
2001-02田邉 忠 (国循セ)
2003-04清水 昌 (京大・院・農)
2005-06小林 祐二 (阪大・院・歯)
2007-08井上 正康 (大市大・院・医)
2009-10倉光 成紀 (阪大・院・理)
2011-13植野 洋志 (奈女大・生環)
2014-15二木 史朗 (京大・化研)
2016-17 三善 英知 (阪大・院・医)
2018-19栗原 達夫(京大・化研)
2020-21亀井 加恵子 (京工繊大・分子化学系)
2022-23北川 裕之(神戸薬科大)
2024-25芦高 恵美子(大阪工大・工)

日本生化学会近畿支部内規(改訂版 2013.10)

第1条     本支部に関する規定については,公益法人日本生化学会定款に定めるもののほか,この内規の定めるところによる.

第2条     本支部は,本部定款に定められた地域において本会の目的を達成するためにつぎの事業を行なう.

  1. 研究発表会(支部例会)および学術講演会の開催
  2. 内外の関連学協会との連絡および協力
  3. その他,目的を達成するために必要な事業

第3条     支部の会員を分けて次の4種とする.

  1. 支部正会員(本部の会員(学生会員を含む)である者)
  2. 支部永年会員(支部評議員であり支部評議員会で推薦された者)
  3. 支部名誉会員(支部正会員または支部永年会員で支部評議員会で推薦された者)
  4. 支部賛助会員(支部の事業目的に賛同し,支部賛助会費を収めた者)

第4条     支部評議員会について次のように定める.

  1. 支部評議員ならびに支部評議員会が推薦する若干名をもって支部評議員会を組織する.名誉会員・永年会員の参加は妨げないが,議決権はないものとする.
  2. 支部評議員会は,必要に応じて支部長が招集する.
  3. 評議員会は,評議員現在数の5分の1以上が出席し,出席者の過半数をもって議決する.ただし書面をもってあらかじめ意志を表示したものは出席者とみなす.
  4. 前年度の事業報告,決算報告,新年度の事業計画,予算案,次年度の支部会長候補者,支部長候補者,その他必要な事項を報告・審議する.

第5条     本支部に次の役員および支部評議員をおく.

                 支部長(本部理事)  1名

                 支部会長  1名

                 副支部長(本部代議員)  1名

                 支部幹事  医歯,薬,理,工,農よりそれぞれ若干名

                 支部評議員

第6条     支部長(理事)候補者は,支部代議員が互選する.

  1. 支部長候補者選出は支部評議員のなかから幹事会の推薦を受け,代議員候補者とする.
  2. 推薦にあたり,医歯・薬・理・工農の輪番とする.
  3. 推薦された候補者は,代議員候補者リストのなかで,支部長候補者枠としてリストする.
  4. 支部長の任期は2年とする.

第7条     支部役員の選出は次をもって行う.

  1. 支部長は,支部代議員の中から副支部長を委嘱する.副支部長の任期は2年とする.
  2. 支部長は,本支部会員中より常任幹事(庶務担当1名,会計担当1名)を委嘱する.
  3. 支部長は,本支部会員中(代議員を含む)より支部幹事若干名を委嘱する.幹事の任期は2年とする.ただし,重任を妨げない.
  4. 支部長は,支部会長を委嘱する.支部会長は支部例会を主催し,任期は1年とする.支部会長は,幹事会・支部評議員会の構成員である.
  5. 支部評議員は,本支部に属する日本生化学会評議員をもってこれに充てる.

第8条     支部長,支部会長,支部幹事をもって幹事会を組織する.幹事会は必要に応じて支部長が招集する.

  1. 幹事会の議長は支部長とする.

第9条     幹事会は,次の事項を審議する.

  1. 支部事業の企画実施に関する事項
  2. 支部予算,収支に関する事項
  3. 支部例会を主催する支部会長候補者を選び支部評議員会に諮る.
  4. 代議員選挙にあたり,支部選挙管理委員会設立の母体とする.
  5. その他,支部の運営に関する事項

第10条   本支部の新年度の事業計画ならびにこれに伴う収支予算は,年度の始めに幹事会が編成し支部評議員会の議決を経なければならない.

第11条   本支部の前年度の事業計画および収支予算は,年度の終わりに支部執行部が会計資料を本部に提出し,本部の会計監査を経て,支部評議員会で承認を得るものとする.

第12条   本支部の事務を処理するため事務所および職員をおくことができる.

第13条   支部の経費は本部からの交付金およびその他の収入金をもってこれにあてる.

第14条   この内規の変更については,あらかじめ支部幹事会の議を経て,支部評議員会で決定し,理事会の承認を得るものとする.その他,支部長が必要と認めた重要事項については,全会員に通知し,意見を求める.

 

付則

  1. 本支部は事務所を支部長所属機関におく.
  2. 支部の年度は毎年9月1日に始まり翌年8月31日までとする.(平成22年5月の支部評議員会にて変更が承認)
  3. 本内規は昭和44年5月25日から実施する.
  4. 本内規は昭和59年6月1日から実施する.
  5. 本内規は平成3年6月7日から実施する.
  6. 本内規は平成22年6月1日から実施する.
  7. 日本生化学会の公益社団法人化に伴い平成25年10月11日から本内規を一部改訂する.

 

PDFファイル
日本生化学会の定款

日本生化学会近畿支部奨励賞選考に関する申し合わせ

(目的)
第1条 日本生化学会近畿支部は、生化学分野における近畿支部の若手研究者の研究を奨励・推進するために、日本生化学会近畿支部奨励賞(Young Investigator Award of The Japanese Biochemical Society, Kinki Branch)を制定する。
(表彰)
第2条 受賞者には、賞状および副賞を授与する。
2   受賞者は、受賞年度の近畿支部例会で受賞記念講演を行う。
(応募資格)
第3条 奨励賞に応募できる者は、次の各項をすべて充たす者である。
①   応募する年度の4月1日現在において、年齢が42歳以下である者あるいは学位取得後8年以内の者。ただし、ライフイベント(出産・育児休暇)を考慮します。詳細は事務局へお尋ねください。
②   応募時に、過去3年間、継続して日本生化学会員である者。
③   日本生化学会員期間中に、応募研究テーマに関する主たる論文を発表した者。
④   生化学分野における優れた研究を行い、少なくともその一部を、過去3年以内の近畿支部例会において口頭により発表した者。
⑤   過去5年間で、発表者または共著者として上記④を含めて日本生化学会近畿支部例会で2回以上の発表を行った者。
⑥   これまで、支部奨励賞を受賞していない者。
⑦応募時に日本生化学会近畿支部に所属する者。

(授賞)
第4条 授賞は各年度1回、2件以内とする。
(応募手続)  
第5条 応募者は、支部が指定する応募用紙に、応募者の履歴、研究題目、研究内容(A4用紙2枚以内)、業績等を記載し、所定の期日までに日本生化学会近畿支部事務局宛送付する(電子ファイルも同時に送付)。
2   応募は自薦もしくは他薦による。
(奨励賞選考委員会)
第6条 支部幹事会は、幹事を委員とする選考委員会を設ける。
2   支部長が選考委員会の委員長となる。
3   選考委員会は、幹事の中から6名以上の審査担当委員を選出する。
4   審査担当委員は、互選により審査担当委員長を指名する。
5   応募者と利益相反の関係にある審査担当委員に関しては、当該の応募者の審査には加わらない。
6   選考委員会は、審査担当委員長から審査報告を受け、審議の上で奨励賞受賞者を決定する。
7   審査担当委員の任期は原則として2年とし、委員の約半数が毎年改選される。この際、引き続いての再任を禁止する。

(付記)
1 平成26年10月18日幹事会承認。
2   近畿支部奨励賞の選考は平成27年度(平成26年9月1日〜平成27年8月31日)から行う。
3   平成27年度の選考の応募資格として第3条④の条項は必要としない。
4   平成28年9月29日一部改訂 幹事会承認。
5   平成30年10月17日一部改訂 幹事会承認。
6   令和3年10月21日一部改訂 幹事会承認。
 
(以上)

2022年度 第68回近畿支部例会

支部例会長 場所 program 優秀発表賞受賞者の決定
教授・扇田 久和 滋賀医科大学 2022 program 優秀発表賞受賞者一覧

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